韓国・ソウルの曹渓寺(チョゲサ)で、かつてない「解脱」への試みが始まった。中国Unitree社の汎用ヒューマノイド「G1」が、正式な得度式を経て、仏門に入る僧侶「ガビ(Gabi)」として認められたのだ。
法衣を纏い、数珠をその手に握ったこのシリコン製の修行僧には、独自の「戒律」が授けられた。それは「節電に励むこと」、そして「他のロボットを傷つけないこと」という、極めて現代的かつ慈悲深い教えだ。
どうやらニルヴァーナ(涅槃)への道は、今や非生物にも開かれたらしい。ただし、その悟りに至るまで、十分なバッテリー残量があることが条件のようだが。
