「T-800」という型番が、単なる洒落の利いたマーケティング戦略ではなかったことが、どうやら判明したようだ。EngineAIが開発した人型ロボットが、中国・深圳の観光地で特殊警察と共同パトロールに当たる姿が目撃されたのだ。その任務は、高額な「ぼったくり土産」の魔の手から観光客を守ること、とでも言うのだろうか?
その「プライムディレクティブ」が、公共の信頼に応え、無辜の市民を守るという崇高な使命なのか、それとも単に、誰もがきちんと行列をなしているかを確認するという、より現実的なタスクなのかは、いまだ藪の中である。