96ラインのLiDARにIP66等級の堅牢なボディ。最先端を極めた四足歩行ロボット工学が、その持てる技術のすべてを注ぎ込んだ到達点——それは、急勾配の山道で「キャベツ」を運ぶことだった。
DEEP Roboticsが披露した『Lynx M20』の雄姿は、山間部の農家が抱える「ラストワンマイル」の物流課題に対する、ハイテクすぎる回答だ。本来、過酷な産業現場の点検を想定して設計されたこのマシンが、今や青々とした葉物野菜を背負い、その新たな使命を全うしている。結局のところ、コールスローの材料が自ら山を下りてきてくれるわけではないのだから。