「人間より充実した休日を過ごすロボットたち」——そんな連載が書けそうなほど、近年のロボットの進化は目覚ましい。今回の主役は、中国のスタートアップ Magic Lab(マジック・ラボ)が開発したヒューマノイド「MagicBot X1」だ。
他のロボットたちが亀のようなスピードでTシャツを畳む作業に追われている一方で、Magic Lab は明らかに自社のボットを NBA のドラフト会議に送り込もうとしている。映像の中で披露されたのは、重力を置き去りにするような豪快なフライング・スラムダンク。その圧倒的なパワーと精緻なダイナミック制御を目の当たりにすると、ロボットの挙動に対して「暴力的なまでの美学(Aesthetic of violence)」という言葉がこれほど似合う場面も他にないだろう。
